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プロフィール

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初めまして、りんと申します。

こちらのブログに訪問していただきありがとうございます。

今お読みいただいている人の中には、私と同じようにお子さんが学校に行けていない保護者の方もいらっしゃるのかなと思います。

同じ不登校のお子さんといっても、お子さんによってそれぞれ状況が違いますよね。だからこそ、不登校児を支える側も色々悩みながら解決の道を模索している人が多いと思います。

私も、たくさんの情報を集めて、たくさんの人に相談したり話を聞いて、たくさんの時間を費やしています。そんな中で気になることの1つが、勉強の遅れや運動不足をどう解決するかということです。

学校に合わせた学習方法では追いつくのが大変かなと感じ、せっかくなら楽しみながら効率的に学べる方法を探したいと思うようになり、色々考えてみることにしました。

こちらのブログでは、ちょっとせっかちな不登校の親1年生の筆者が、不登校児の学びについてちょっと違った視点からのアプローチを考えて実践して共有するブログです。

不登校の状況は千差万別で、人によっては全く役にたたない情報かもしれません。でも、人によっては役に立つことがあるかもしれません。

私の共有した内容が、少しでも誰かの役に立てたら幸いです。

長くなりますので、興味のあるところからお読みください。

私の子どもの場合

私の娘は2024年4月から学校をお休みしています。その前から少しずつ行き渋りがあり、クラスが変わって気持ち新たに前に進んでいこうと思っていたところでしたが、そのまま不登校になりました。

学校に行けなくなった理由

学校に行けなくなった理由はいわゆる二次障害です。二次障害とは、発達障害等による困りごとなどを原因として、精神症状(うつ・適応障害など)などが出ることを指します。

娘の詳しい内容は控えますが、もともと特性があり学校生活は苦手だったこと・前年度の学校で辛いと思う出来事が続いたこと、それにより精神的な負荷がかかり続け、身体症状が出て学校に行きたくても行けない状態になってしまいました。

学校に行けなくなって起きたこと

娘の中で起きた1番大きなことは、学校に行けていない罪悪感や不安で押しつぶされそうになったことです。

つまり、二次障害が出るほどのメンタル+罪悪感や不安が重なった状態です。こうやって娘の気持ちを分解していくと、辛い状況がわかりますよね。

不安を和らげる手段として、精神科で処方された抗うつ薬を服用したり、YouTubeを制限なく観せたりしてやり過ごしながら生活しています。

児童精神科の受診

身体症状が出たことにより、スクールカウンセラー経由で学校から医療につないでいただきました。病院側が新規で患者を取っておらず、個人的に予約をすることが出来なかったからです。

不安な症状が強く、本人の希望と医師の判断で抗うつ剤を服用しています。

外出について

最初は不安感で外出にも抵抗を示していましたが、現在は問題なく外出できています。

不登校でも外出したり遊びに行っても大丈夫ということを、学校の先生たちも言葉で後押ししてくれたからです。

不安定な娘も受け入れてくれる、包容力のあるお友達がいたことも外出が出来た理由の1つです。

YouTubeについて

YouTubeについては賛否があると思いますが、我が家ではほぼ制限なく使用を許可しています。

児童精神科医との話・躁うつ病の経験者の話・私が集めた情報から、YouTubeが心の拠り所になり得る話を確認したからです。

一方で、今のところYouTubeに頼る場面が多いので、他の心の拠り所を探す必要性を感じています。

情報収集

学校関係

  1. 担任・学年主任(全般)
  2. スクールカウンセラー(心理面)
  3. 通級教室などの先生(本人の特性)
  4. 養護教諭
  5. 別室登校の先生
  6. 副校長などの管理職

私たちの場合、基本的には学校に関わる全般については担任が窓口になっています。

ただ昨今ニュースなどでも言われているように、教員はとにかく忙しいというのは見ていてわかりました。最初は担任にどの程度の相談や情報共有をすればいいのか、どの内容は他の先生に相談することなのか、わかりづらいことがありました。

今では、自分の中でルールやカテゴリーを決めて、深く聞きたい話は担任以外の先生や自治体の機関にも聞き、より適切な情報収集が出来るようになりました。

そして、全ての相談内容は私から担任に集約することで、情報が散らばらないように管理しています。

自治体

  1. 教育相談
  2. 就学相談
  3. 適応指導教室
  4. 不登校支援の窓口

最初の頃住んでいる自治体の窓口は、不登校関連の情報収集としてはあまり活用出来ませんでした。というのも、本来相談すべき窓口へ案内をしてもらえず、学校へ相談するように言われてしまったからです。

最終的に私が相談すべきだった窓口に辿り着きましたが、だいぶ時間をロスしてしまい、スピード感のある情報収集は出来ませんでした

自治体の中で広く知識を持って相談に乗ってくれる窓口があるはずなので、もし私のようにたらい回しになってしまっても、諦めずに担当を変えて相談してみてもいいかもしれません。

YouTube・X(旧Twitter)

YouTube

  1. 大学教授など専門性の高い情報
  2. セミナー動画など
  3. 不登校経験者の本人・親の動画

YouTubeではとにかくたくさんの動画を観て、不登校や特性について幅広く情報を集めました。

専門家の動画では起きていることの背景などを知るのに役立ち、セミナー動画は親目線に合った情報がたくさんあり、不登校経験者の本人・親の動画では本音ベースで当事者の気持ちを知ることが出来ました。

X(旧Twitter)

  1. 不登校の親の本音
  2. 教員の忙しさや本音
  3. 不登校児の心の声
  4. 不登校を支えるクラスメイトの本音

Xでは特に、色々な本音の情報収集を行いました。

自分の子どもの最適解を探そうとすると、どうしても子ども視点に寄りがちで視野が狭くなります。様々な立場からの考えを本音ベースで知ることで、想像と現実の距離を出来るだけ近づけたいと思っています。

その方が子どもにとっての課題や最適解を探しやすくなると考えたからです。

LITALICO

  1. オンラインセミナー参加
  2. 個別相談
  3. 有料コンテンツ(動画・読みもの)
  4. 専門家相談

LITALICOとは、「障害のない社会をつくる」をビジョンに掲げ様々なサービスを提供している会社になります。

  • LITALICOライフ
    • オンライン開催の勉強会
      • 参加費無料、顔出しなし
    • 個別相談・プランニング
      • 無料・顔出しあり
  • LITALICO発達ナビ(有料)
    • 専門家の相談(無料チケット)
    • 動画・読み物など

専門家への相談が私にとっては特に役に立ちました。私がLITALICO発達ナビプラスに入会申し込みをした時に、こちらが無料になるチケットがついていました。それを活用させてもらいました。

返信が来るまで日数がかかりますが、こちらの意図を的確に掴んで回答がきて驚きました。

ふんわりした話だと困ってしまったかもしれませんが、かなり具体的に書いてあったのでありがたかったです。

同じ境遇の人の話

  • 躁うつ病の経験者
  • 不登校の親

同じ境遇の人に話を聞くのはとてもためになりました。

特に躁うつ病の経験者に話を聞いた時に、私にはわからない娘の心の変化を理解出来たような気がしました。

その時から、いわゆる常識や一般論で娘を考えないようにしようと決めました。やっぱりこれがなかなか難しいのですが、意識するとしないのとでは娘への対応が違っていただろうなと感じています。

辿り着いた母の思い

学校復帰は選択肢の1つ

通常登校復帰ありきでは考えない。

もちろん通常登校が問題なく出来ればそれがいいのですが、通常登校を目指すことが本人にとって最適解なのかは考える必要があると感じています。

娘の場合、学校に行けなくなった理由がある程度はっきりしています。しかし、それが解決出来たとしても、元々の学校が苦手になる特性の問題もあります。

本人の気持ちを始め、多方面にアンテナを向けてたくさんの選択肢を用意した上で、子ども本人の最適解を一緒に探してあげたいと思っています。

選択肢を多く用意する

先述したように、私はたくさんの選択肢を用意した上で、子どもにとっての最適解を探していきたいと考えています。

どうしてそう思ったかというと、不登校の子どもは、ただでさえメンタルが弱っている中で本人なりに不登校と戦っていて、心身の状況が変化しやすいからです。

長いスパンの気持ちの波もあれば、小さな変化もあります。頑張りたい気持ちが湧き上がることもあれば、直前になって不安が押し寄せることもあります。

Xなどでも「昨日は学校に行くと行ったのに、朝になってやっぱり行かないと言われた」と子どもの状況を呟いている人がたくさんいました。

これしかないという状況だと、それが出来ない時に子どもも親も焦ります。選択肢がいくつかあれば、また違った道も開けるのかなというのが私の考えです。

ゴールは社会的自立

学校は社会的自立というゴールへの途中経過である、というのが私の考えです。

娘が社会的自立するためにはどうしたらいいのか、という視点を忘れずに今どうしたらいいかを考えています。そしてまだ小学生、色々な試行錯誤をする時間は十分にあります。

通常登校、五月雨登校、別室登校、不登校など、または学校はもう行かない選択肢を含めてもこんなにたくさんあります。それぞれの登校方法においても、枝分かれして色々な選択肢があるはずです。

たくさんの選択肢があることを知って、追い詰められないように安心できるように準備をしてあげたいと思っています。

大事にしたい3つのこと

一般論は押し付けない

不登校の子どもにもその子なりの考えや思いがあります。言いたくないことだったり、子ども本人が気づいていないこともあるでしょう。親は気持ちに寄り添うことが重要だと思っています。

例えばゲームやYouTube。色々調べていくうちに、これらは不安な気持ちを紛らわせるための手段の可能性があることを知りました。実際に娘の場合は、不安→眠れない→焦りを、YouTubeで気持ちを落ち着かせていました。

また、ストレスがかかると脳の仕組みとして理性的な行動が難しくなることもあります。そうした子どもの様子に、親の側は困惑することがあるかもしれません。

ゲームに没頭する子どもには「不安を感じているんだね」と理解を示してあげることも、場合によっては必要だと私は感じています。ただし、これが「免罪符」にならないよう、他の手段も探してあげること、気持ちに寄り添いつつも現実とのバランスを保つこと、などが大切です。

不登校の子どもの気持ちは、全て把握できるものではありません。一般論ではなく、その子自身の気持ちに寄り添う関わりが重要です。

子どもの心身の回復が1番

子どもが不登校になると、親は学校に行ってもらいたいと思い、子どもは行かないといけないと悩むことがあると思います。

子どもにとって、学校に行くことが我慢や無理していたらそれがいつか溢れてしまうことがあります。不登校の子どもにとっては、やはり心身の回復を優先することが大切だと思います。

まずは子どもが安心できる環境で心の平穏を取り戻すことが必要です。心身のバランスが整えば、結果として次のステップも自然と進める確率が上がります。

例えば、「不登校なのに外出するのは悪いこと」と感じる子どもには、罪悪感を解く言葉をかけるのも効果的だと思いました。外出できるだけでも、気分転換や新たな視点を得られ、回復が促されます。

人それぞれにはなりますが、子どもの心身の回復が、学校や勉強に戻るための近道であることが多いです。焦らずに心に寄り添い、必要ならば外出を支えることで、回復をサポートしていきたいです。

支える側の心身も大切

特に身近な存在である親も、心身ともに疲弊する人が多い印象です。なるべく自分のご機嫌も伺いながら、やっていくのが大切だということを実感しています。

集めた情報の中でも、学校に行って欲しい親と行きたいけど行けない子どもが、衝突する話はたくさん目にしました。

私はどちらかと言うと、行けないなら行けないなりの選択肢を考えたいと思うタイプなので、行く行かないの衝突はほとんどありません。にも関わらず、色々な面で疲れがたまり心身疲弊することが何度もありました

子どもだけじゃなくて自分も疲れるということを理解しておくのも、不登校の子どもを支える側の心身を守ることになると思いました。

ブログのコンセプト

枠にとらわれずに学び方を探す

勉強というと座学というイメージが強いと思います。が娘は座学が苦手です。

座学では勉強が頭に入らない上にメンタルも不調なので、そもそも座学は出来ない状態でした。それで、どうしようかなと考えた時に、枠にとらわれない学び方をしようと思いました。

体験で記憶に残すこと、土日は外に連れ出して体を動かすこと、生活の中で役割を果たしてもらうことなどを意識しました。

精神的に疲弊して脳の機能が低下して、周りの子からは勉強が遅れてしまっている状態。取捨選択と今出来ることで、まずは考えていきました。

楽しく効率的に学べる方法を模索

ただでさえ精神的に疲弊している状態なので、楽しいと思いながらやってもらえることは何かを考えました。

スマホを活用

眠れない不安や不登校の罪悪感から逃れるために、スマホで気を紛らわせるのはよくある話です。娘もそうでした。

そんな状態だったので、逆にスマホを活用しました。

例えば、YouTubeで歴史について毎日1つ動画を観るようにしました。娘がよく観ていたのが「ずんだもん」が出てくる動画です。

あとはゲームアプリ。戦国時代の陣取り合戦のようなゲームですが、有名な武将の名前や藩の場所などはなんとなく頭に入ったようです。

好きなことから

工作やお菓子作りなどを娘に好きなようにやらせていました。この時に、苦手なことは私がやるということです。

例えば、娘は片付けが苦手なので片付けまでセットでやってもらうと途端にハードルが上がります。それでやらなくなるよりは、楽しくやってもらうことを優先しました。

料理やお菓子作りは家庭科の要素の他に、軽量などもあるので算数の勉強にもなりました。また好きなことに集中する事で、気持ちが落ち着くことが多かったです。

試行錯誤を共有するブログ

私がこのブログで発信している内容は、私が娘について考えて辿り着いたことになります。効果があるかと言われるとそれもわかりません。

私自身が娘のために試行錯誤したことが、もしかしたら誰かの役に立つかもしれないという思いから、ブログを発信することにしました。専門家ではないので、あくまでも一個人が考えて行動したことを発信しているブログです。

不登校に至る理由は様々ですし、子どもの性格もそれぞれです。1つの参考意見として読んでいただけたら嬉しいです。

娘に合ったことも娘に合わなかったことも、成功したことも失敗したことも、試行錯誤したことをブログで発信していこうと思っています。

最後に

私と娘の不登校の経緯・試行錯誤している勉強など、このブログにどんなことを書くのかということをご紹介しました。

私が特に大切にしているのが、一般論を押し付けないということです。

娘の、言葉ではなく気持ちを聞きながら、これからも試行錯誤を続けていきます。

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